今日は午前中、コクヨオフィスシステムの霞が関ライブオフィスで行われていたKOS Fair 2008 【RESONANCE FIELD 2.0】へ。
おかげでこの数週間自転車通勤の僕は、午後からの出社のために真昼の日差しの中を自転車に乗って移動になってしまったのだけど、それだけのことはあった。面白かった。
今回は焦点はエコなオフィス、図でいえば分母のCurbon Freeにウェイトが移ってしまってるらしい。僕がはそもそも、ビジネス顕微鏡の話に惹かれていった、つまりクリエイティブオフィスの方により関心があったのだけど、それはこの前の焦点だった様子。
ところが、鳥居さん(といったと思う)という方がクリエイティブオフィスの方の話を熱心にしてくれたり、紹介資料も探し出してきてくれたりして、嬉しかった。すごくよく考えられてて、聞いてて楽しい。
以下に関連記事をメモしておく。
- コクヨ「RESONANCE FIELD 2.0」:「同じ席には2時間まで」「疲れたらプラネタリウムで休憩」――コクヨの新オフィスとは - ITmedia Biz.ID
- コクヨ「RESONANCE FIELD 2.0」:社内の「あの人とあの人が仲がいい」を視覚化――ビジネス顕微鏡 - ITmedia Biz.ID
- 外回りから帰った社員をクールダウン、コクヨオフィスシステム|オフィス・アイ(ケンプラッツ)
- コクヨオフィスシステム、本社オフィスを環境配慮を可視化する次世代ワークスタイルとして提案 - 日経プレスリリース(※「関連資料」に写真など)
このオフィス、5月にリニューアルされたものということで、その時の詳しい記事があった。上の記事に登場したプラネタリウム、ビジネス顕微鏡、クールダウンルームなどの新顔以外にも、多くの仕掛けがあったので、リニューアル時の記事も見てもらうと良いと思う。
これだけの沢山の仕組みが、単体の面白ギミックじゃなくて、人がオフィス内で自然にクリエイティブに動くように連携している点がすごい。
例えばITmediaの記事に「同じ席には2時間まで、会議室の使用も2時間まで――。時間を区切って集中する。」と書かれているが、それだけじゃない。午前の3時間、午後の4時間の間に、それぞれ一度は時間切れする。時間切れすることで、次の席を予約しに予約システムのあるロッカールームに行き、新しい席に向かう。
ITmediaの記事の「オフィスでの行動が見えてますか」という写真を見てほしい。ロッカールームが14の赤丸。赤丸は、ビジネス顕微鏡が明らかにした会話の多いエリアだ。そしてその往復時に通る通路沿いに、15がアトリエ、8がフラット、7が左からサプリ、パノラマ、グリッドと呼ばれるエリア。会話が生まれる空間というギミックと、就業時間中にオフの瞬間が生まれるような運用、そしてオフの瞬間に会話空間を横切り会話空間に入るという配置。
「同じ席には2時間まで、会議室の使用も2時間まで――。オフを作って創造する。」そんな意味もあるのだ。これが「すごくよく考えられてて、聞いてて楽し」かったことの一端。刺激の生まれやすい、知的な空間というものを、考えさせられたイベントでした。
国内でのアイシェア社によるアンケート調査結果では、回答者のうち1割弱がiPhoneを購入予定、メイン端末としての用途が中心との結果が出た。
Tech-onでは『「iPhone」の購入予定がない人は91%,アイシェアが調査』と報じたが、むしろ1割がiPhoneを購入と回答したことのインパクトを抑えておきたい。
まず、「日本ではiPhoneは受け入れられない」という論調もある中で、この数字が逆の可能性を示していること。米国では、2008年第一四半期の携帯電話出荷台数が3100万台、同期のiPhoneの出荷台数が170万台、シェアで5.5%に留まる。iPhone先進国である米国での台数シェアよりも、国内の購入予定者の割合が高いことは、特筆しておくべきだろう。
次に、メーカシェアとして1割は大きいということ。最近の携帯端末メーカシェアの動向をIT-Plusの記事が伝えているが、購入実績シェア、購入検討者が候補とするメーカの推移のいずれを見ても、ソニーエリクソン、NEC、東芝といった下位数社とはいきなり肩を並べてしまう数字だ。しかもたった1機種の、それもスマートフォンの投入だけでである。
最後に、キャリアのシェアとしても無視できない数字であること。購入予定と回答した人の「半数近くがソフトバンクユーザー」(発表より)。残りの半数以上は、キャリア変更か追加契約ということになる。総務省発表によれば、今年3月までの1年のシェア変動はNTTドコモが2.5%減、KDDIは0.6%増、ソフトバンクモバイルは1.7%増。こうした増減幅の中で、単純に言っても4~5%の契約増は大きい。さらに、多数を占めるメイン端末としての購入予定者は、MNPを利用したキャリア変更になるだろう。ソフトバンクモバイルの契約増に加え、他キャリアの契約減も見込まれる、ということになる。
「1割がiPhoneを購入と回答した」ということは、日本にiPhoneが受け入れられることを示唆しており、メーカシェア、キャリアシェアに少なからず変動を引き起こすことが予想される、インパクトの大きな数字のように思われる。
28日、OKIは半導体事業を分社化し、その株式の95%をロームに譲渡することを発表した。
…らしい。終日、社外に出ており、帰宅後にあわててニュース収集中。寝耳に水にもほどがあります。
- NIKKEI NET(日経ネット):OKI、半導体部門をロームに売却・年内に1000億円規模
- NHKニュース 沖電気 半導体部門を売却交渉
- 現時点で決定した事実はない=半導体部門売却報道でOKI | ビジネス | Reuters
- ホットストック:沖電気買い気配、半導体部門をロームに売却との報道 | マネーニュース | 株式市場 | Reuters
- 半導体部門をローム(6963)に売却する方向と報じられたOKI(6703)は230円付近へと窓を空けて急反発 - NSJショートライブ - 毎日jp(毎日新聞)
- OKI,ロームへの半導体事業売却に関する報道にコメント - Silicon Online - Tech-On!
- asahi.com:沖電気、半導体事業売却・撤退 ロームに年内譲渡を検討 - ビジネス
- NIKKEI NET(日経ネット):OKI、ロームへの半導体事業売却を午後発表
- 沖電気、半導体部門の売却検討 - 47News
- ローム、OKIの半導体部門買収へ協議 総売上高5000億円超に - 京都新聞
- OKI、半導体事業を会社分割・分社化しロームに株式譲渡で基本合意 - 日経プレスリリース
- 沖電気:半導体部門を売却へ ロームと交渉 ?? 毎日jp(毎日新聞)
- 【沖電気工業】ロームと,半導体子会社株式の譲渡に基本合意 - ELISNET -
- OKI、半導体事業をロームに売却し撤退 | テクノロジー | Reuters
- OKI、半導体事業を分社し新会社「OKIセミコンダクタ」を設立 - 日経プレスリリース
- OKI,通信事業の一部も早期に分社化,営業利益目標は変えず - 産業動向オブザーバ - Tech-On!
- OKI、半導体事業を分社化 - ロームとの株式譲渡に基本合意 | エンタープライズ | マイコミジャーナル
- OKIが半導体事業をロームに売却、通信機器事業も分社化:ITpro
皮切りは日経の朝刊で同件を報道、NHKなども続き、9時までには両者とも「当社の発表でなく、確定した事実は何もない」とコメントするものの、株式市場は「事業の集中が進むと好感」、株価を上げたらしい。
昼にはOKIからのプレスリリースで「OKIがその半導体事業を会社分割し、株式会社OKIセミコンダクタ(仮称)に分社化したうえで、当該新設会社の発行済み株式の95%相当をロームに株式譲渡することについて基本合意」と発表する。
また経営方針説明会では、「通信事業における次世代ネットワーク(NGN)関連部門を早期に分社化」する方針を明らかに」した。理由は「変化の激しいNGN開発に対応するために,分社化により機動力を増す」こと、またレガシー(既存の通信・インフラ事業)対応部門で求められるのは「受注型」の営業、NGN関連部門では「提案型」の営業、顧客の要求の違いを踏まえて,「二つの部門が同じ事業体ではまずいと考えた」という。
…まだ頭の中が整理つかないです。
前日にはイントラ向けSNS「Crossba」の発表などもして、今日に挑んでいたのですが、なんだかいろんな意味で吹っ飛んじゃったな。
Lococom、Home'sを運営するネクストが『「SNS・コミュニティサイトで行動範囲や知識が広がった」人は、4割を超える。』という調査結果を公開している。全国の都市部在住のSNS、コミュニティサイト利用者男女を対象に調査を行ったものだという。この調査結果も読みやすく、また「SNSの足跡機能、監視されているようで嫌」が半数 - ITmedia News」などの関連記事も出ているので、概要や詳細はこれらに譲る。
個人的におやと思ったのは、2ページ目の「SNS・コミュニティサイト・地域情報サイトはどのような場であるのか」という結果だ。下位に目を向けると、「発表の場」「発信の場」「広告・宣伝の場」といった選択肢が並び、15.3~6%がこう答えている。簡単な統計だが、それぞれにYesと答えなかった人の割合を出し、掛け合わせることで、すべてにYesと答えなかった人の割合を算出してみよう。
| YES | NO | |
| 自分自身の趣味や思想の発表の場 | 15.3% | 84.7% |
| 自分自身に関する情報の発信の場 | 14.8% | 85.2% |
| 自分自身の日々の生活の発信の場 | 14.6% | 85.4% |
| 広告・宣伝の場 | 6.0% | 94.0% |
| 何らかの発信の場 | 57.9% |
すべてにYesと答えなかった人は、おそらく57.9%という数字が出てくる。逆にいえば、これらを何らかの発信の場だと考えている人は、42.1%もいるということだ。眉つばくさい?じゃあ、Yesと答えた人がすべて重なっているとすれば15.3%、適当に散らばっているとすれば42.1%と言いかえよう。15.3%から42.1%ぐらいの人が、SNSなどを何らかの発信の場と考えているということだ。
こうしたソーシャルメディアについては、よく聞く「90:10:1」という経験則(日本では1:9:90の法則と紹介されていることが多い)がある。左記のブログ記事によれば「80/20のルール(パレートの法則)のようなもので、利用者はだいたい次のように分かれる」という。
- 90%が読むだけ(consume content)の閲覧者
- 10%がコメントや追記、加筆(enrich content)する参加者
- 1%がコンテンツの投稿(create content)もする発信者
もちろん、経験則だから厳密に「閲覧者が90%か」とか「発信者が1%か」とか「論拠となるデータは」というようなものではない。そういうものではないのだけど、ネクストの調査結果から浮かんでくる「少なくとも15.3%、おそらく42.1%にとってSNSなどは発信の場」という数字は、経験則から来た「発信者は約1%」という数字とは、明らかに隔たりがある。
もしかすると、日本のソーシャルメディアの特性なのかもしれない。あるいは、携帯コミュニケーション慣れなどの追い風があるのかもしれない。逆に、発信意欲のあるような先進ユーザしか、SNSなどを使っていないのかもしれない。背景は分からないが、日本のソーシャルメディアは「90:10:1」を超えているようにも見える。
第8回「gungi」行ってきました。
■「携帯サイト開発へ押し寄せるのグローバル化の波」(タイトルが変わってました)
携帯電話のガラパゴス話、「日本の携帯は開発者の自由度がもっと高くても良いのでは」といった意見の披瀝に続いて、NOKIA携帯がどれだけ自由にいじれるかのデモ。
NOKIA携帯にTelnet接続し、Python for S60(だと思う)のコマンドプロンプトから、発呼、切断、録音、再生などをしていた。コンパイルされたプログラムではなく、インタプリタから逐次コマンド入力で携帯電話そのものの機能を動かせるのは、とてもあけっぴろげな感じで確かに楽しい。
途中で紹介されていたFunambol、紹介を聞いていた時は携帯電話プラットフォーム間の差異を吸収するライブラリみたいなものかと思ったのだけど、SyncML(PIMデータなどの同期用マークアップランゲージ)アプリケーションだった。Open Tech Pressに「Funambolのビジネスを生かすオープンソース・ソフトウェア」という記事がある。
「最新バージョンのFunambolに対応するコネクタを作成した開発者に$1,000~3,000の賞金が贈られる」というCodesniperプログラムは面白いね。現在のCodesniperプログラムのページを見ると、Trolltech Qtopia Plug-inに$3000の賞金がかけられていたり、Google Android Push Email and PIM ClientがCode Receivedになっていたりする。
■ 「今からでも間に合う! AIR の第一歩」
あまり理解しなかったので詳細は割愛。一つ私が大きく勘違いしていたのは、Airはブラウザ上で動くアプリケーションを作るためのものだと認識していたこと。実際には、かなり簡単にデスクトップアプリケーションを作れるものみたいだった。Perl/TkみたいにPerl/Airライブラリとか出てくるとうれしいのだけど、コンパイルが必要だと厳しいか。
■ 「“グリムス”という参加型環境サイトのご紹介」
ブログパーツ「gremz」提供者らによるgremz、gremzの実装、開発者チーム運営について。資料は公開予定とのこと。
興味があったのはサーバ環境と資金繰り。基本的に、さくらのレンタルサーバで運営しているとのこと。
- さくらレンタルサーバで、最初は月500円のスタンダードプラン
- 1週間時点(Blog Action Dayで取り上げられたらしい)で最初のダウン、DBチューニングで乗り切る
- ユーザー数5000人あたりで1日の転送量が10GBに→5000円プランに
- 現在、次の方策を検討中
gremzは、ブログ更新状況に応じて樹が育つブログパーツが基本形態で、あるところまで育つと、gremzからNGOを通じて実際に植林がおこなわれるとのこと。「苗代は案外と高くなくて、アフィリエイトでだいたい回っている感じです」ということだったけど、サーバ代なども込みの話だったのかな。確認できれば良かった。
■ その他
体調不良につき、懇親会は不参加にしたので「その他」はあまりないのですが、上田修子さんに久しぶりにお会いしました。「最近、とあるWeb屋に就職しました」とのことで、新しい名詞を頂戴しました。おめでとうございます。
2週間ほど前になりますが、Googleデベロッパーズ交流会Vol.5「OpenSocial」に行ってきました。社内SNSに日記として公開していたメモを(一部省略して)転載します。
- People API - 個人および個人同士の関係についての情報。
- Activities API - 人の行動に関する最新情報を公表して表示する機能。
- Persistence API - サーバー不要のステートフルなアプリケーションを実現する、シンプルなキー/値のデータストア。
オリジナルアプリケーションの配布
- iGadget風のXMLファイルを作成すればよい。
以下を実現する。
- ガジェットサーバ
- OpenSocialコンテナ
- OpenSocialゲートウェイ(RESTful)
1.でそのサーバ上でOpenSocialアプリケーションを実行できるようになる。2.でオープンソーシャルAPIを提供できるようになる(のか?)。3.でRESTでAPIを中継できるようになる。OpenSocialのサーバサイド実装のためのスィート?
現在、ビルドされたもののダウンロードは用意されていない。「もうすぐ」の予定。svnからのチェックアウトは可能。
現在、グループなどでディスカッションが行われている「提案」段階。REST APIはJavaScript以外の言語からの利用を容易にする、携帯向けサービスを開発できるようにするなどの必要性から、進行されている。
パネルディスカッション
◇ ドコイク?OpenSocial 店舗検索ガジェット(α版)
リクルートMedia Technology Labs.の川崎有亮氏による発表。
- OpenSocial APIを利用した店舗ブックマークガジェットを作成した。
- ドコイク?上で実行できるよう、Shindigを組み込んでドコイク?をガジェットサーバ化した。
- 本日初公開。
◇ 開発どうしてる?
- Orkutは不安定すぎ。hi5やMySpaceで開発して、動作試験まできてからOrkutでも試してる。
- デプロイして実行は面倒なので、Code Runner(これ自体OpenSocialガジェット)を使うとよい。
- MySpace Developer Platformにも同様の機能がある。
会社支給のPCが新しくなったので、久しぶりの環境構築メモ。
- MS Office 2003 Pro … PC支給時にプリインストールだった。なので、OpenOfficeとかはわざわざ入れない方向。会社的にメールソフトもOutlook推奨なので、Outlookを使おうか迷ってる。
- Bluewind … コマンドランチャ。これとSpringMのおかげで、ほとんどマウスレスなWindowsライフを送れている。遅れているといわれても手放せない。
- SpringM(春Mファイラー) … ファイラー。SpringM Patchをあてて、使い続けてる。
- LhaForge ... 圧縮/解凍ソフト。Caldixをベースにした統合アーカイバプロジェクトのDLLの自動ダウンロード機能があり、DLL方式の圧縮/解凍ソフトとしては極めてセットアップが楽。また定期的にDLLの自動更新チェックが促されるので、古いDLLを使い続けることがない点がセキュリティ的に安心できる。
- 秀丸エディタ … エディタ。強調定義ファイルなどのライブラリも追加。最近は変換モジュールや秀丸本体の機能が強力なのであまりマクロを入れなくなったけど、入力補完マクロだけはいまだに外せない。
- Internet Explorer 7 ... Webブラウザ。Microsoft Updateで入るに任せる。7からタブブラウザになって、少し使うようになった。会社的にはWebブラウザはIE推奨だし。
- Sleipnir ... Webブラウザ。Trident(IEブラウザコンポーネント)エンジンのタブブラウザとして、一番使い慣れていて、手放せない。旧環境からFavorite.ffvをコピーしてくれば、お気に入りのコピーは完了。
- Firefox ... Webブラウザ。まだエンジン、UIともに馴れないのだけど、JavaScriptを始めてしまったのでFirebugは手放せない。スクリプトを書けるようになると、Greasemonkeyも手放せない。Seleniumを始めてしまったのでSelenium IDEも手放せない。
- PuTTY … ターミナルソフト。日本語パッチと合わせてインストールするんだけど、puttygenしか使ってない気もする。
- UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2 ... ターミナルソフト。telnetやsshはこちらをメインに使ってる。
- WinSCP ... SCPクライアント。Multilanguage Installation Packageをダウンロードして日本語環境でインストールする。
- FileZilla ... FTPクライアント。昔はFFFTP、その後はいろいろ試したのだけど、このところはこれで落ち着いてる。
- subversion ... バージョン管理ツール。CVSは今のところほとんど必要としていない。SVKはまだ手を出していない。ということで、とりあえずsubversionだけインストール。
- diff,patch ... subversionを使い始めるとほしくなるのがpatchコマンド。patchコマンドを使い始めるとほしくなるのがdiffコマンド。どちらもコマンドプロンプトで使う。
- Apache HTTP Server ... Webサーバ。Webアプリケーション開発者として手放せない。OpenSSL入りのmsiファイルをダウンロード、インストール。
- tar,gzip ... 書庫系コマンド。こちらのtexinstxxx.zipから取り出し、パスの通ったディレクトリ(を作る)におく。ActivePerlのCPANモジュールで使う。実はコマンドプロンプトやSpringM上からもよく使うけど。
- nmake ... make系コマンド。左記からリンクされているnmake15.exe(自己解凍形式書庫)を解凍し、出てきたNMAKE.EXEとNMAKE.ERRをパスの通ったディレクトリにおく。これもCPANで使う。
- wget ... HTTPクライアントコマンド。こちらのWindows用バイナリを入れておく。コマンドプロンプトでよく使う。
- ActivePerl ... Windows用のPerlバイナリディストリビューション。5.8系のmsiファイルをダウンロード、インストール。5.10系も正式リリースしてるみたいだけど、まだ5.8系を選んでおく。モジュールは不足に気付いた時点で適宜追加していくことにするけど、リポジトリの追加は済ませておく。
- PHP ... PHP言語環境。PHP4かPHP5かというのは難しいところだけど、とりあえずPHP 5.2.5を選んでおく。
- JDK 1.6 ... Javaの実行環境兼開発環境。最近Javaは使ってない気がしたけど、Selenium RCがJavaだった。
- MySQL Community Server ... DBMS。
これぐらいかな。前回と比べると、変ったところもあり、変わらないところもあり。ssh、scp、svn系が作業ルーチンにしっかり入ってきたのかな。あと、JavaScript、PHPとDBを使うようになりました。ネットワーク切り替えは、今回はConfigFreeというのが入っていたので試してみるつもりです。最近のノートパソコンは、ネットワーク切り替えアプリケーションが何かしら入ってますね。
Wiki飯(3月)に行ってきた。ここ3回、出席しているのだけど、Wikiそのものの話よりCGM全般の話が多いかな。
- 本当のオタクが減ってる気がする。例えばコミケが「オタクが発表する場」じゃなく「オタクが買い物に行く場」になっている。今、創作しているオタクは、昔から創作してた層が中心なのでは?
- さまざまなツールでライトに創作している層は広がったけど、ハードコアに創作している人が少ない。
- CGMでは「誰でも創作できます」なんて言ってるけど、ある頃からいきなりライトなクリエイターは姿を消すかもしれない。
- 今のCGMって、量的な評価の仕組みは確立してるけど、質的な評価(と報酬)の仕組が弱い。
- 実際のところ、金銭的報酬というのは、インセンティブとして強い。
Wikiを長くやっていれば、お金以外のところで書いてくれる人が少なくないと実感する。でも改めてこう言われると、クリエイターが発表の場を選ぶ時、報酬の有無、評価と報酬の相関の有無って、意思決定要因として大きいこともわかる。やっぱり、質を自負するクリエイターは、質を評価されやすく、質で報酬が決まるメディアに流れるかなとは思う。全体ではないにせよ、比較的多数は。
コンテンツに対する報酬のモデルって、(1)自分の感じた価値に対して、作品を受け取った人自身が対価を支払う、(2)作品と一緒に届けられた広告の数に応じて、広告主が広告費用を支払う、がすぐに思いつくけど、Web上では(1)が弱いのかな。AMNのパートナーブログや、livedoorニュースのパブリック・ジャーナリストはこうした質の評価の試みだと思う。でもカテゴリとか席数はまだ足りないのかもしれない。
ただ、こういう場を作ることが、Web上においても次の焦点じゃないか、と指摘する声はある。
「いつでも、どこでも、だれとでも」、同じではない環境。つまり、「今だけ、ここだけ、あなただけ」になってこないと、サービスやコンテンツは、高い価値を持ってこないんだと思います。
大事なのは、エッジのたったユーザが人と違う行動空間が持てること。そういう人たちのニーズに応える思いっきり高品質な行動空間を作り上げること。次にそれを一般消費者にチョイ見せし、衒示的消費への誘惑に勝てない層に切り売りしていくこと。それが新たなサービスの基本的な価値創造パターンになるのではないでしょうか。
ベンチャーはどこへ行ったのか ~ ベンチャー支援の「5階層」:村上敬亮 情報産業の未来図 - CNET Japan
空間だけ独立してできるものじゃないし、コンテンツだけできても消費者に届かない。空間を創る人とコンテンツを創る人、それうまく出会わないとこうした「場」が出来上がらない。でもこうして、各所で同じような思いを聞き、それぞれが行動していると、そうした出会いが起きる確率は日々上がってるんじゃないかな。新しいCGMの誕生と確立に期待したい。
物議をかもしたmixiの新利用規約第18条が、次のように改められた。
第18条 日記等の情報の使用許諾等
1.本サービスを利用して投稿された日記等の情報の権利(著作権および著作者人格権等の周辺権利)は、創作したユーザーに帰属します。
2.弊社は、ユーザーが投稿する日記等の情報を、本サービスの円滑な提供、弊社システムの構築、改良、メンテナンスに必要な範囲内で、使用することができるものとします。
3.弊社が前項に定める形で日記等の情報を使用するにあたっては、情報の一部又は氏名表示を省略することができるものとします。
4.弊社が第2項に定める形で日記等の情報を使用するにあたっては、ユーザーが設定している情報の公開の範囲を超える形ではこれを使用しません。
MySpaceのいっそ愚直なほどの明確さに比べると、まだ各ニュースサイトが「明記した」というほど、何をして何をしないのか明確ではない。ただ、「mixi規約改定と各社blogサービス等の利用規約 - itohb-mark の日記」を読んでいて、日本のサービスで言う「規約」は、実は法的な規則であることよりも、利用者との合意形成を目的とした宣言に近いのかな、と思った。「Don't be evil.」のような。そう考えれば、十分に気持ちよく合意できる内容になっていると思う。
ところで、今回の新利用規約改稿についてのブログエントリを読んでいて、次のくだりに興味を持った。
mixiそのものがコミュニケーションサービスなので、内部にこの問題を考えるコミュニティができて、様々な議論が行われ、問題意識を持つユーザーの間ですみやかに共通認識が形成されていった。その速度に、運営側が振りまわされたという印象である。おそらく運営側が突っ張り続ければ、ユーザーがどんどん退会していく事態となったろう。なにしろ関連コミュでは、mixiが態度を変えなかった場合に備えて、どこに引っ越すかという情報まで交換されていたから。
松浦晋也のL/D: mixiから新規約案出る (一部の強調表示は筆者による)
今回の展開では、ユーザー間で共通認識が形成される速度に、企業がついていけていなかったのでは、という。1999年の東芝クレーマー事件のような「個人の問題認識が広く知られる速度に、企業がついていけていない」から、さらに一歩進んだ速度の乖離がある。
(1)個人が問題認識し、発信する。(2)発信が多くの人に伝わり、問題提起となる。(3)ユーザ間で対話が行われ、共通認識が形成される。東芝クレーマー事件は、この(1)と(2)の間で企業が手を打つという困難になったことを明らかにした。これが(2)に対し一つ一つきちんと対応すること、(3)の早い段階で、問題点や対応内容などを自ら公報し、対話に企業自身が参加することを促した。
今回の例では、(2)と(3)の間にすら企業が参加できなかったのでは、と指摘されている。(2)が起きてから、調査や対応を済ませる前に、(3)まで終わっていた。1999年には予想を超えた(2)伝達の速度に、そして2008年には(3)対話の速度に、企業は置いていかれたのかもしれない。もう「解決後に公報、公報後に対話参加」では間に合わなくなったのだ。
対話の場に出向くようなスタンスでは間に合わないから、企業が普段からオープンな対話の場になるユーザコミュニティを作っておく。「調査中につきノーコメント」では間に合わないから、調査者自身が調査経過を、関係者自身が自身のスタンスを、当然「現時点では」「個人的には」でよいから発言するつもりで、最初から対話に参加する。そんな変化が促されるのではないかと思う。
mixiは前者「オープンな対話の場になるユーザコミュニティ」を持っていた。それは今回、幸いになったんじゃないかな。
mixiが4月1日より試行するとアナウンスした新利用規約に、以下のような条項が盛り込まれたことが、議論を呼んでいる。
第18条 日記等の情報の使用許諾等
1. 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2. ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
この件について、mixiが意図説明を行ったことを各社が報じている。以下、ITmediaの記事から抜粋する。
「ユーザーのmixi日記が勝手に書籍化されるのではないか」――ネットで騒動になっていたmixiの規約改定について、「ユーザーの了解なしに書籍化などは行わない」と明言し、改定の意図を説明した。
「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明 - ITmedia News
(1)投稿された日記データなどをサーバに格納する際、データ形式や容量が改変される(ユーザーの著作者人格権《同一性保持権》を侵害する)可能性がある
(2)アクセス数が多い日記などは、データを複製して複数のサーバに格納する(ユーザーの複製権を侵害する)可能性がある
(3)日記などが他ユーザーに閲覧される場合、データが他ユーザーに送信される(ユーザーの公衆送信権を侵害する)可能性がある
――など、厳密に著作権法を適用した場合に、ユーザーに無断で行うと法に抵触しかねないデータの複製や改変について、規約で改めて規定した、と意図を説明した。
「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明 - ITmedia News
これらを踏まえて、『ミクシィは、著作者人格権の不行使を求める規定を反発は予想した上で第2項として盛り込み、第1項を「実」として獲得するための"見せ球"としたと考えることもできる。実際、第1項さえ実施できれば、前述のような新サービスは可能になる可能性が高い。』と論じる記事もある。
しかしむしろ僕がゾクリとしたのは、mixiの規約改定意図を読んだ時だ。これを読むと、例えばサムネイルや文書のサマリを提供するようなWebサービスは(1)の問題を共通して抱えていそうだ。サーバのクラスタリングやロードバランシングを行っていれば、(2)に該当する。大容量のマルチメディア情報を扱うサービスなどで活用されている、Amazon S3などの利用も(2)にあたるだろう。そして(3)は、CGMは、全部引っかかりそうだ。
つまり、いまどきのWebサービスは大半が「厳密に著作権法を適用した場合に、ユーザーに無断で行うと法に抵触しかねないデータの複製や改変」をしているということだ。この著作権法の問題は、検索エンジンに関連してよく話される。「検索」と「情報大航海プロジェクト」について広く取り上げた「ウェブ国産力」から引用する。
グーグルが日本に検索エンジンのデータベースを置いていないのは、著作権の問題があるからです。検索対象がサーバに入ると複製になってしまい、現行の著作権法に抵触してしまう。
佐々木俊尚『ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す』佐々木俊尚 (アスキー新書 047)
しかしこのことは、他サービスからコンテンツをコピーしてくることになる検索エンジンに限った話ではない。コンテンツ作成者が、一次配布場所としてコンテンツを預けるCGMなどの中ですら起きることだ。ほとんどの国内に拠点を持つWebサービスがこのリスク下にあるのだ。mixiがそのことを、改めてはっきりと説明したのだ。
そう説明したことに、mixiに非はない。でも、一騒動になったことを含め、藪をつついた感はある。思いつく最悪のシナリオはこうだ。これを機に、国内のWebサービスが軒並みこうした規約を掲げる。みんながこうした規約になんとも思わなくなったところで、ユーザの意図と異なる再配信などを濫発するサービスが現れる。
そしてかつてP2Pが忌避されたように、国産Webサービスの忌避が起こる。会社のIT教育ではこう言われるのだ。「リスクを避けるために、日本国内サーバを利用するサービス、日本法下で提供されるサービスは使わないようにしましょう。国産Webでは彼らの良心以外に彼らを縛るものはないのですから。」
もちろん、これは「ものごとは悪く捕らえれば際限がない」式の想像だけど、でも自分でWebアプリケーションを作ったり、Webサービスを作ったり、あるいは利用していると、やっぱり気になることだ。mixiの良心は信じられるとしても、他のサービス提供者も全部信じられるのか?サービス提供者になった時、自分の良心はそこまでみんなに無条件で信じてもらえるか?
この国に住んでて、そうしたことをしようと思った時に、これはとんでもない枷じゃないだろうか。
いや、公開範囲をコントロールしながらの発... read more
on mixiが浮き彫りにしたウェブ国産力の危機