イントラWiki=社内Wikipediaか?
まず、イントラWikiに関する海外事例から。
Nokia estimates at least 20% of its 68,000 employees use wiki pages to update schedules and project status, trade ideas, edit files, and so on.
Corporate Wikis Go Viral - Business Week
携帯電話端末で知られるNokiaでは、「68,000人の従業員のうち20%がWikiを使っている。その用途はスケジュールやプロジェクトステータスの更新、アイディアの交換、ファイルの編集などである。」とのこと。
The wiki program spread so quickly that Dresdner Kleinwort decided to launch its own corporate wiki. By October, 2006, the bank's 5,000 employees had created more than 6,000 individual pages and logged about 100,000 hits on the company's official wiki.
Corporate Wikis Go Viral - Business Week
また、ロンドンの投資銀行Dresdner Kleinwortでは「企業Wikiの開設を決定。2006年10月には、同銀行の5,000人の従業員が6,000以上の公開(おそらく社内全体へ)ページを作成し、100,000ヒットを記録した」とのこと。
Dresdner Kleinwortについては、2006年4月に次のようなニュースがあります。
More than 450 DrKW employees have internal blogs and the bank has built an internal wiki with more than 2,000 pages which is used by a quarter of its workforce.
The Next Wave at Work | WebProNews
両記事を比較すると、同銀行のWikiのページ数が、4月に2,000ページだったものが、10月までの半年で6,000ページへと3倍増したことが分かります。
同様の事例がIntelにもあります。
Intelpedia caught on. In a little more than a year, Intelpedia has amassed 5,000 pages of content and garnered 13.5 million page views.
No Rest for the Wiki - Business Week
さて、事例はここまで。
こうしてみると、海外の社内Wikiの事例には、巨大企業の大ページ数を誇るWikiが並びます。しかしその中で、社内Wikipediaを築いたDresdner Kleinwort銀行やIntelに対して、Nokiaだけはもう少しパーソナルツール、プロジェクトツールとして使っている雰囲気があります。
●
2006年春頃からビジネスにおけるWiki活用について考えてきたのですが、ようやく私の中でイントラWiki(社内Wiki)の姿が見えてきつつあります。その中には、こうした「イントラWiki=社内Wikipediaなのか」などといったことも含まれています。
結論をテキストにするのはまだ先になりますが、ひとまずの中間報告を8月2日にできそうです。今はそれをマイルストンとして、事例を集めたり社外の方とできるだけ意見交換したりしながら、ここまでの考えを固めているところです。イベントの詳細はもうすぐ告知されるはずですので、平日で申し訳ないのですが、興味を持っていただける方は会場に足をお運びください。
また、もしイントラWikiについての意見交換/ディスカッションをしてくれる方がおいででしたら、メールででもご連絡ください。できるだけ多くのディスカッション、多くの事例収集をして考えをまとめたいと思っています。