「不適切作品の通報ではてなポイント」の不適切
うごメモはてなで、不適切な作品についての通報に対して、はてなポイントを付与するという発表がありました。
うごメモはてなで通報を受けた作品を、はてなの管理者が確認して不適切であると判断、非公開とした際に、その作品について最初に通報いただいた方にはてなポイントを 5ポイントを付与します。
不適切な作品を通報いただいた方に「はてなポイント」の付与を開始します - うごメモはてな日記
2点、気になったことを。
「最初に通報した人」だけにポイント付与でいいのか?
ポイントを目的にパトロールする人にとっては、最初の通報者にならなければいけないから、「疑わしきは通報」することになりそうな気がします。「掲載ガイドライン」の禁止事項には、キス、抱擁、対戦格闘・ケンカ描写、非合法なギャンブル、言語・思想関連の不適切な描写が含まれます。かなり広い範囲、普通に見れば別にいいんじゃないかと思うようなものも、「疑わしくなくもない」に入ります。
「はてなポイント」でいいのか?
上記アナウンスに「『はてなポイント』て何?」とコメントがついています。うごメモはてな内では、はてなポイントを使う場面はなさそうです。うごメモだけを(でも熱心に)楽しんでいるユーザ層には嬉しくもなんともなく、それが何なのかすらわからないのです。一方で、他のはてなサービスユーザには、うごメモは使ってなくても、うごメモをどうでもいいと思っていても、嬉しい報酬です。
「うごメモが良くなって、ポイントももらえるなら」というパトロールは良さそうですが、ポイントだけが目的のパトロールだと「疑わしきは通報」が激しくなるでしょうし、「ユーザの適応的行動は自動でそれを行う事」とうそぶく向きも増えるでしょう。コンテンツが根こそぎになっても、サイトがつまらなくなっても良いのですから。報酬は、少なくともうごメモユーザみんなが嬉しいもの、できればうごメモユーザ以外には嬉しくないものが良かったように思います。例えば、作者ページに合計が表示されている(それだけの)はてなスターでも、はてなポイントより適切だったのでは。
2点挙げましたが、報酬がはてなポイントだったことは、はっきりと不適切だったのではないかと思います。