Google Chromeエクスペリエンス。
昨晩、帰宅してから話題のGoogle謹製ブラウザ「Google Chrome」をインストールしてみた。一昨晩は公開を待てずに寝てしまったし、昨日は会社からはプロキシが悪さするのかうまくインストールできなくて、ようやくだった。
感想を一言でいえば、速い。
本当に「○○より体感できるほど速くなった」なんてレベルじゃなくて、別次元で速いと思う。今日の私のタイムラインを見直せば、本当に自分が驚いていた、浮かれすらしたことが分かる。
2008-09-04(Thu) 22:38:10 「一日アクセスできないとwasrr追い切れない!購読増やし過ぎたか!」と弱音を吐きそうになったことを反省して、購読してくれている方をまた少し購読リストに追加。
(この間にGoogle Chromeをインストールし、使い始めた)
2008-09-04(Thu) 23:55:42 Google Chromeの速さって変。tumblrとか速すぎて嘘くさい。JSの実行速度とかレンダリングだけであれだけ早くなるの?てことは通信時間って、実はたいていのサイトですごい短い?
2008-09-05(Fri) 00:10:56 そしてあっという間に昨晩のところまでタイムラインたどれたGoogle Chromeの速さって変!Google Chromeの速さって変!てか、今までのWassrタイムって、ほとんどブラウザに待たされてる時間だったりする?
2008-09-05(Fri) 00:35:58 「この速度ならイけるっ」とか呟きつつ、さらに購読リストを追加してみた。明日の昼休みとかに、タイムラインを消化できるかチャレンジするのが楽しみ。
tumblrのdashboardや、wassrのタイムラインを次々にページを読み進んでいく時、Google Chromeの速さは本当に驚きだ。このレスポンスは、ある意味で麻薬的だとも思う。
もちろん、Google Chromeが完成されていると最高だとかいう気はない。
実際、tumblrへの投稿(share on tumblr)しようとしたら、スクリーンショットのようになった。なんだか、HTMLタグが直書きされているように見える部分は、本来はWYSIWYGエディタとして提示されるはずだ。そしてFirefox 3はもちろん、Internet Exploler 8β2+Sleipnirという私の環境でも、そうなる。
このエントリも、最初はGoogle Chrome上で書き始めた。voxでは本文部がWYSIWYGエディタになっているように見えた。しかし、例えば太字修飾アイコンを一度クリックしても太字にならず、再度クリックすると太字になるといったことが繰り返して、今はIE8β2+Sleipnir環境で編集の続きをしている。
だが、これにはGoogle Chromeエクスペリエンスと呼ぶに値するものがあると思わされる。
ちょっと前に「ユーザにこれまでと違う体験を実感させる、○○エクスペリエンス」といったキャッチがはやった。Google Chromeの現状は、これだと思う。「これは違うぞ?」「この速さは、ブラウジングの意味を変えるぞ?」そう思わせる。
例えば、俗にtwitter(マイクロブログ)は1000人の投稿を購読するようになると、タイムラインの意味が変わる、という。でも、ブラウザでtwitterにアクセスしていた僕には、50人の購読というのが現実的に追える上限だった。それは常時インスタントメッセンジャーを起動している(国内では一部の)人だけが知っている、僕から見れば「向こう側」の世界だった。しかし、Google chromeであれば、1000人はどうかわからないが、200か300人までは購読を増やしてもさばけそうな気がする。これは「向こう側」を覗ける数字だ。
「大量に購読できる・できない」で思い出したのは、RSSリーダサイトなどで配布されているRSSのセット(OPML)。「著名ブロガー○○氏のセット」といったものを取り込んで見ると、日に1000件以上の記事が流れ込んでくる。この記事数を流してでも読み、「情報の流れに浸る」と情報感覚が生まれてくるそうだ。しかし、以前に調べた頃で新聞主要紙の朝刊記事数は300~500ぐらい、これは二紙分にもなる量だ。現実には新聞のようなペースは流し読めず、未読が積み上がってギブアップした。しかし、Google chromeであれば、読み切れるかもしれないと思える。「情報の奔流に浸る」の感覚を得られるかもしれない。
Google chromeは、これまでと違う速さを体験させてくれる。今のところ、不完全さ(あるいは現在のWebサイト群、Webライブラリ群とのミスマッチ)がたしかにある。しかし、これまでの「いろんな情報を得られる」ブラウジングとは別の、「情報の流れに浸る」ブラウジングを体験させてくれる。それが、Google Chromeを試してみる価値じゃないかと思う。
「読みたかったのに今まで読み切れなかった」サイトなどがあれば、この体験ができるかもしれない。できれば、BBS、SNS、ブログ、マイクロブログなど、ある程度フィルタされた情報が大量に流れているサイトがいい。もしあれば、一度試してみると良いと思う。