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ラウンドエッジ Round-Edgeを読みました。
アサヒビールお客様生活文化研究所とカフェグローブの共同研究として、現在の「高感度消費者とは」という定義から始め、指標の抽出、サンプリング、クラスタ化後の深耕など各段階でアンケート調査などを入れながら、先端のライフスタイルを7つのタイプに落とし込んだというもの。このスタイルを実践している人たちを「Edgyst(Edgeな人)」と名づけ、そのレポートと、その分野、そのマーケットで活躍している人へのインタビューで全体が構成されています。
このインタビューが、うなづいてしまう言葉、ぎくりとさせる言葉が、それぞれのコンテキストの中で出てきてすんなり飲み込める、説得力のあるものになっていて面白かったです。コンテキストを剥ぎ取ると、その面白みが伝わりにくいのですが、そこは実際に本をお読みくださいということにして、各Edgystの章から気になった言葉をご紹介。
第1章 Round Edge Type 1 <オールラウンドedgyist>
- オンでも遊び、オフでも仕事(p.19)
- デザインを例にとっていうと、職人が注文制で個別に意匠をつける、というのが19世紀までのモノのつくり方だったとしたら、便利でより安いものをより美しくつくる、というデザインの思想は、まさに、20世紀の大量生産、大量消費の賜物。(略)では全部が満たされた時に次なる時代は?というと、もう一回、意匠の考え方に立ち返るのではないでしょうか(p.24)
第2章 Round Edge Type2 <お外探求edgyist>
- 心地いいと思えるお店の条件って、街の空気とお店の中の空気が“地続き”うまくマッチングしている。(略)そう考えると、「この街にはコレがない」という発想だけで、隙間を埋めてしまうと、街の質が均一になって面白くなくなってしまう。(p.34)
- よく「次はどんなお店を出すんですか?」と聞かれるのですが、別に次をどんどん増やすために店を作っているわけではないので、答えに窮します。マイノリティに限らずですが、新しい価値観を読み取って、表に出していく。そのためには、自分の中に価値観をおいて、常に自分と向き合うようにしていますね。(p.35)
- 「ここでは、こうしなさい」というのは店が考えることではなくて、その場に集う人たちがつくり出していくもの。遊び人に「こうして遊べ」と言っても、イヤだと言われるだけですから。(p.35)
- 食事をしながら遊ぶというのは、もう少し柔らかい遊び。お酒とか音楽とか環境を利用せず、何もなくても“場で遊ぶ”ということに慣れてきたのかなと思うんです。(p.36)
第3章 Round Edge Type3<電脳健やかedgyist>
- 今と昔暮らしの共存(p.42)
第4章 Round Edge Type4<五感美感edgyist>
- 勝ち組・負け組には興味なし。今までも、これからも「自分組」で(p.61)
- 商品機能的なことでいえば、ほとんど「何がいらないか」という引き算の発想で出てきます。といっても、「シンプル」「簡単操作」という意ではなく、引き算することでその商品の「輪郭を際だたせる」といった方がいいかもしれません。(p.63)
- もしマーケットリサーチをしていたら、電子計算機を発売しようということにはならなかったでしょう。(略)お金の使い方が多様化している時代に、メーカー発想の「ニーズ」は簡単には転がっていません。誰も困っちゃいないですから。(p.66)
第5章 Round Edge Type5<おうち・お仲間edgyist>
- 「不動産屋と自分たちの間には巨大なギャップがあることがわかった」(略)駅から○分、で検索するのではなく、感性で検索できる不動産サイト。それは、空間とか不動産のセレクトショップでもある(p.76)
- 1000円と1万円のTシャツが同じクオリティだったとしても、皆がみんな1000円の方を選ぶわけではないでしょう。自分の気分を盛り上げてくれるものとかブランド感を感じて、確信犯的に高いもの選んでいたりしますよね(p.79)
- 二度と払いたくない1000円もあれば1万円の価値のある1000円もある。“普通の凄み”とでもいったらいいのか。ニュー・ラグジュアリーはそこの基準をお仕着せではなくしっかり持ちましょうということ(p.80)
第6章 Round Edge Type6<濃縮電脳edgyist>
- ネットは自分の見識、意見・評価など“自分力”でつながることができる、情報の力で自己アピールできる世界(p.84)
- 新しいことをするのは、すごく楽しい。でも、それは将来のためにではなく、あくまでも点にすぎない(p.88)
- 基本は、自分一人で何でもできる『おひとりさま』体質(p.89)
- パワフル。(略)ハイテンション気分が心地いい(p.89)
- 今、一番顕著なのは、「いかにして、効率的に自分が欲しいところだけの情報を消費するか」(p.92)
- (ブログは)アメリカでは、ITに携わる専門家が、ITニュースについて批評しあったり意見交換をする場。先端知識を紹介し合うことでお互い信頼を得る場(p.93)
- 例えば自分が欲しいと思う人材にすぐコンタクトできる。あるいはインスタント・メッセンジャーを使って、悩んでいる課題についてすぐにアドバイスをもらうことができる。社内外問わず、必要に応じて頼れる人材、関係をどれだけ持っているか、ということが自分の市場価値を高めるという時代(p.93)
第7章 Round Edge Type7<健康優人edgyist>
- 行動の核には「自分が気持ちよく過ごすことが、環境(地球や人)にも優しかったりするハズ」という思い(p.97)
- 「消費するばかりのことには興味がない。自分で工夫できないとつまらない」(p.100)
- エコを目的とするとエゴを殺すことになり、エゴに走るとエコがないがしろにされるというのは古い考え方(p.102)
- 僕の書のスタイルは真似できても、精神までは誰にも真似できない。僕の肉体と精神が、僕のオリジナルだから。(p.104)
- あまり意識しなかった物事を意識的に見るだけで、すべてが吸収になる。会社員でも「自分はアーティストだ」という意識をちょっと持つだけで、仕事に取り組む姿勢がぜんぜん違ってくると思いますよ。(p.105)
- 海外経験はステップアップではなく、「自己破壊」。(p.108)
各タイプの説明や書籍の解説はこちらが良いかな。amazonでも買えますが、私は先週Ad Innovatorのエントリを見て池袋のジュンク堂に行き、比較的簡単に見つけられました。まだ「店頭でパラパラめくってみてから購入」が出来そうな感じです。前半100ページが上記のような内容ですが、後半70ページほどがこうサマライズされるに至ったデータ編になっているので、そこもチェックを。
「ラブ・ミクシィ」の献本をいただきまして、読了。
タイトルや表紙のイメージに反して、中はアドバイスやTipsなど106項目+コラム、インタビューからなる、裏技でも色物でも際物でもない正統派mixi本でした。下の項目名を見て、気になった人にはそこだけでも読んでおくことをお勧め。
- 03. “見つけてもらえる!”素敵プロフィール術
- 11. 女性は明記がべター マイミク承認に関わるリンクポリシー
- 12. 相手のリンクポリシーをチェックして安心ミク生活を
- 22. ミク親が最初にすることは?
- [Point] 所属欄のおもしろい使い方
- 27. 写真だけでもOK!日記更新で訪問者数アップ!
- 28. 日記のアクセス数をとにかく上げたい人の秘テク
- 33. マイミク全員の日記を読む… という人はミク疲れに要注意
- 34. 外部ブロクとmixi日記…長所と短所
- [INTERVIEW] mixiは危ないの?
- [INTERVIEW] 大学で使われるmixiとは?
- [Point] 仕事のグチを日記に書いてもいい?
- [INTERVIEW] イベントの参加方法、マイミクの増やし方は?
- 93. マイミクを切るならさりげなく
- 98. ミク中毒急増中!…でもミク疲れには要注意!
- 99. 自分の日記が急に特定のマイミクに読まれなくなった…!?
実はmixi TodayとWWW::Mixiをご紹介いただいており、献本はこれがご縁で。とはいうものの、実はうっかり自分でも購入してしまい、手元には二冊あったりします。ちなみに、関連項目はこちら。
- 78. ケータイでミクる人は必読!便利ツールを一挙紹介!
- 日記で使える便利なツールを教えて
- 91. コアユーザーにオススメ!自分でツールを作ってみる
ご紹介、ありがとうございました。
「夜と古本」というイベントの題名だけでもう抗しがたくて、銀座のギャラリー・バー・カジマをcafe timeの営業のうちに覗いてきました。
夜と古本
銀座の路地裏にある隠れ家的ギャラリー・バー。いつもは画や彫刻の飾られているスペースに古本を並べて、古本市をいたします。場所にふさわしく、ちょっと大人っぽい本やアート関係の本を中心に取りそろえてお待ちしています。
■ 会期:11月26日(日)~12月3日(日)
■ 会場:ギャラリー・バー・カジマ
覗いてみて、棚を眺めてるうちに一冊欲しくなった文庫があって、購入。ジンジャエールを頼んで、ソファで読み始める。ソファからふと本棚に目をやると、本棚の前に立っていた時に気づかなかった大判の本の背表紙に目がとまり、購入。覗くどころの話じゃないですね。