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2週間ほど前になりますが、Googleデベロッパーズ交流会Vol.5「OpenSocial」に行ってきました。社内SNSに日記として公開していたメモを(一部省略して)転載します。
- People API - 個人および個人同士の関係についての情報。
- Activities API - 人の行動に関する最新情報を公表して表示する機能。
- Persistence API - サーバー不要のステートフルなアプリケーションを実現する、シンプルなキー/値のデータストア。
オリジナルアプリケーションの配布
- iGadget風のXMLファイルを作成すればよい。
以下を実現する。
- ガジェットサーバ
- OpenSocialコンテナ
- OpenSocialゲートウェイ(RESTful)
1.でそのサーバ上でOpenSocialアプリケーションを実行できるようになる。2.でオープンソーシャルAPIを提供できるようになる(のか?)。3.でRESTでAPIを中継できるようになる。OpenSocialのサーバサイド実装のためのスィート?
現在、ビルドされたもののダウンロードは用意されていない。「もうすぐ」の予定。svnからのチェックアウトは可能。
現在、グループなどでディスカッションが行われている「提案」段階。REST APIはJavaScript以外の言語からの利用を容易にする、携帯向けサービスを開発できるようにするなどの必要性から、進行されている。
パネルディスカッション
◇ ドコイク?OpenSocial 店舗検索ガジェット(α版)
リクルートMedia Technology Labs.の川崎有亮氏による発表。
- OpenSocial APIを利用した店舗ブックマークガジェットを作成した。
- ドコイク?上で実行できるよう、Shindigを組み込んでドコイク?をガジェットサーバ化した。
- 本日初公開。
◇ 開発どうしてる?
- Orkutは不安定すぎ。hi5やMySpaceで開発して、動作試験まできてからOrkutでも試してる。
- デプロイして実行は面倒なので、Code Runner(これ自体OpenSocialガジェット)を使うとよい。
- MySpace Developer Platformにも同様の機能がある。
RESTfulアーキテクチャーとリソース指向開発においての勉強会に参加しました。説明を聞いていると、次のようなことが可能であるように思えます。
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Webサーバに、R/Rマッパ拡張が行われたとする。R/Rマッパとは、Resource(のURI)とRDB(Relational Data Base)の対応付けを行い、Resourceへのget、put、delete、postとRDBへのCRUD(create、read、update、delete)を結びつけるものだ。これにより、サーバ上のデータへの操作は、全てリソースへのHTTPメソッドで直接的に行うことが可能になる。
R/Rマッピングが行われている環境では、ロジックはクライアントサイドで実装される。現時点ではJavaScriptなどだ。このロジックを含む初期コンテンツがDBに登録されており、トップリソース(≒トップページ)へのアクセス時に最初のロジックがダウンロードされる。
すなわち、R/Rマップドサーバ環境においてはサーバサイドプログラミングは必須ではない。少なくとも、Webインターフェースにおいては必要ではない。基本的な形は、クライアントサイドプログラミングと、そのアクセス先のデータリソースがあるのみだ。
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RESTで主張されているシンプルなサーバサイドと、Ajajaで提唱されたようなJavaScriptの未来とに思いをいたすと、将来形はこうしたRESTfulでサーバサイドレスな形態が見えてきそうです。とりあえず、「RESTfulによるServer side less仮説」と呼びます。
この仮説は、正しいでしょうか?「もうWebサービスとWebアプリケーションという呼び分けはやめよう」という提唱が紹介されました。Webサービスだけではなく、Webアプリケーション全般において正しいでしょうか?
Windows用インストーラでFastladderをインストールするとデータはsqlite3データベースに保存されます。これをMySQLを使用するように変更してみました。
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Fastladderには、データベース設定ファイルと、sqlite3用、MySQL用の2つの設定ファイルの雛形が同梱されています。
- C:\Program Files\Fastladder\config\database.yml … 実際に使用されるデータベース設定ファイル
- C:\Program Files\Fastladder\config\database.yml.mysql … MySQL用の雛形
- C:\Program Files\Fastladder\config\database.yml.sqlite3 … sqlite3用の雛形
インストール直後の状態では、データベース設定ファイルはsqlite3用の雛形と同内容になっています。まず、MySQL用の設定ファイルの雛形で、データベース設定ファイルを上書きします。
次に、この設定ファイルを開き、データベースで使用するユーザーネームとパスワードを設定します。以下のような記述が3箇所あるので、それぞれ、ユーザー名を任意のものに変更し、パスワードを任意に追加してください。
username: root
password:
以下では、ユーザー名をfastladder、パスワードをladderpassに変更したものとします。
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次に、mysqlにFastladder用のデータベースを作成します。mysqlに管理者権限でログインして、作業をします。
C:\Program Files\Fastladder\> mysql -u root -p
mysql> create database fastladder_development character set utf8;
mysql> create database fastladder_production character set utf8;
mysql> create database fastladder_test character set utf8;
続いて、上で指定したユーザfastladderを作成し、これらのデータベースを使用する権限をセットします。
mysql> create user 'fastladder' identified by 'ladderpass';
mysql> grant all on fastladder_development.* to fastladder;
mysql> grant all on fastladder_production.* to fastladder;
mysql> grant all on fastladder_test.* to fastladder;
mysql> exit
これで空のデータベースができました。
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テーブルの作成などは、C:\Program Files\Fastladder\migrate.batを実行すればよいのですが、いくつか準備が必要です。
まず、RubyにはMySQLに接続する時に使用するライブラリがあるようなので、これをインストールしておきます。コマンドプロンプトを開き、Fastladderに同梱されているgemコマンドのあるディレクトリで、gemコマンドでのインストールをします。
C:\PROGRAM FILES\FASTLADDER\> cd ruby-win32\bin
C:\PROGRAM FILES\FASTLADDER\RUBY-WIN32\bin> gem install mysql
Bulk updating Gem source index for: http://gems.rubyforge.org
Successfully installed mysql-2.7.3-x86-mswin32
1 gem installed
Installing ri documentation for mysql-2.7.3-x86-mswin32…
Installing RDoc documentation for mysql-2.7.3-x86-mswin32…
ERROR: While generating documentation for mysql-2.7.3-x86-mswin32
(略)
ドキュメントの生成中にエラーが起きたようなことを言われていますが、ライブラリ自体についてはSuccessfully installedともいわれているので、気にしないことにしました。
また、ちょっとだけテーブル定義の修正が必要なようです。以下の2ファイルを修正します。
【C:\Program Files\Fastladder\db\migrate\002_create_feeds.rb】
t.text :description,:default => "",:null => false (左記の行を見つけて、打消し部分を削除します)
【C:\Program Files\Fastladder\db\migrate\006_create_items.rb】
t.text :title,:default => "",:null => false (左記の行を見つけて、打消し部分を削除します)
これで準備が整いました。migrate.batを実行します。
C:\Program Files\Fastladder\> .\migrate.bat
エラーが発生せずに終了すれば、fastladder_productionデータベースに必要なテーブル類が作成されています。
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これでMySQLを使用して、Fastladderを実行するための準備ができました。以下の手順で、Fastladderサービスを再起動します。
- スタートメニューの[コントロールパネル]を開きます。
- コントロールパネルから[管理ツール]を開きます。
- 管理ツールから[サービス]を開きます。
- “Fastladder”を右クリックし、[再起動]を行います。
この後、実際にちゃんとFastladderが動作しているか確かめてください。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[Fastladder]-[Fastladder]を開きます。
- ユーザ登録、フィードの追加をします。(出来立てのデータベースに接続しているので、ユーザもいない状態です。)
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[Fastladder]-[Start Crawler]を開きます。(登録したフィードが取得されます。)
- ブラウザ側で、フィードのReloadをします。(取得されたフィードの件数が変わります。)
これで、データベースがMySQLに切り替わりました。
前回書いたように、Fasladderは簡単にWindowsにインストールできます。一方で、現在の0.0.2版には連続運転するとクローラのメモリ使用量が増えていくといったバグや、Webプロキシを使えない(プロキシ経由でWebアクセスする環境には設置できない)という問題があります。
メモリ使用量やWebプロキシの問題は、fastladder-discuss-ja(日本語版のディスカッショングループ)に報告や要望が挙げられ、既に対応したソースコードが公開されています。修正を取り入れてみましょう。
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前回書いたように、Fastladderのサーバはインストール完了時点で起動されています。パソコンを再起動した時も、サービスにFastladderサーバが追加されていて、自動的に起動されています。まずこれを停止させましょう。
- スタートメニューの[コントロールパネル]を開きます。
- コントロールパネルから[管理ツール]を開きます。
- 管理ツールから[サービス]を開きます。
- “Fastladder”を右クリックし、[停止]を行います。
これは、今回の入れ替えの時だけではなく、0.0.1版がインストールされている環境で0.0.2版をインストールする時も、またおそらく、今後のアップデートでも必要な作業です。また、余談ですがrubyのソースコードなどを変更した時は、同様にして[停止]のかわりに[再起動]を行います。それまで、サーバ(とReader)の動作にはコードの変更が反映されません。
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このエントリを書いている時点で、公開されているソースコードの最新版はRev.25です。0.0.2版はRev.16にあたります。Rev.16からRev.25の間に、以下のファイルが追加または更新されていました。
- fastladder/test/test_helper.rb
- fastladder/test/lib/fastladder/crawler_test.rb
- fastladder/test/fixtures/files/favicon.ico
- fastladder/test/fixtures/crawl_statuses.yml
- fastladder/test/fixtures/feeds.yml
- fastladder/test/fixtures/favicons.yml
- fastladder/app/models/feed.rb
- fastladder/app/models/member.rb
- fastladder/app/controllers/import_controller.rb
- fastladder/app/controllers/subscribe_controller.rb
- fastladder/app/controllers/api/feed_controller.rb
- fastladder/app/views/reader/index.rhtml
- fastladder/script/crawler
- fastladder/config/environment.rb
- fastladder/lib/fastladder/crawler.rb
- fastladder/lib/fastladder/feedfinder.rb
- fastladder/lib/fastladder.rb
また、以下のファイルは削除されていました。
- fastladder/lib/crawler.rb
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もしあなたが、SVNの使い方を知っていてpatchコマンドを使えれば、次のようにするのが良いやり方でしょう。
- svnでfastladderの最新版を取得します。
- fastladder\fastladderディレクトリで、リビジョン16から25の差分(svn diff -r16:25)を取得します。
- fastladderのインストールディレクトリで、パッチを適用します。
- 最新版から、app/views/reader/index.rhtml、fastladder/test/fixtures/files/favicon.icoをコピーします(パッチがうまく当たりませんでした)。
- fastladder/lib/crawler.rbを削除します。
もしそうでなければ、上記のファイルをそれぞれ、http://fastladder.googlecode.com/svn/trunk/からダウンロードして、上書きします。
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ファイルの入れ替えが済んだら、前述したのと同じ手順で、今後はFastladderサーバのサービスを起動します。また、クローラで巡回を実行し、Fastladder(Reader画面)を開いてみます。うまくいっているでしょうか?
今の時点で、こんな面倒な方法を使って最新のソースコードを使う目的は、最初にあげたようなクローラのメモリ少量とプロキシの問題の解決です。そうでなければ、0.0.3版がリリースされるのを待っても良いでしょう。実はsvnのログを見ていて、Rev.20に「create multilingualization branch」とコメントが打たれているのに気がつきました。0.0.3版はひょっとして、などと楽しみにしています。
livedoorは2月7日、キーボード操作が軽快なlivedoor Readerの英語版、FastladderのソースコードをFastladder Open Sourceとして公開しました。
ソースが公開された上、MITライセンスという非常に制限の少ないライセンスが採用されたことはプログラマにとって非常にうれしいことだと思います。ソースコードを呼んで勉強でき、成果をOpen Sourceプロダクトからプロプライエタリなプロダクトの開発業務にまで使えるのです。
しかしそうしたプログラマ的な楽しみとは別に、あわせてインストーラもダウンロードできるように公開されたのは、ヘビーなRSSリーダ利用者にとっても楽しみなことでしょう。自分のパソコンや、ローカルネットワーク内にインストールできるRSSリーダを探していた人は、早速インストールしてみましょう!
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私がFastladderをインストールした環境はWindowsマシン。インストール方法は、非常に簡単です。
- Fastladder.orgにアクセスします。
- ダウンロードページ(日本語版)から、Windows用インストーラをダウンロードします。
- ダウンロードしたインストーラ(exeファイル)を実行します。
後は一般的なWindowsアプリケーションのインストールと変わりません。
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Fastladderは、実際には大きく分けて、サーバとクローラからなっています。ブラウザでアクセスできるリーダを提供してくれているのがサーバ。リーダ上で登録されたフィードなどを定期的に取得・更新してくれるのがクローラ。このうち、サーバはFastladderがインストールされた時点で、既に起動されています。早速アクセスして、リーダを使ってみましょう。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[Fastladder]-[Fastladder]を開きます。
- ブラウザで http://localhost:3000/ が開かれます。これがインストールされたFastladderのURLです。
- ユーザ登録画面が表示されます。好きなユーザIDとパスワードを設定します。
- Fastladderのリーダが表示されます(livedoor Readerを英語にしたような‐当然ですが‐画面です)。
後の使い方は、livedoor Readerを知っていれば、戸惑うことはないでしょう。もし何か分からないことがあれば、まずlivedoor Readerのガイドを見ると良いと思います。まずすることは、なにか購読したいサイトのフィードを登録することです。もしあなたがいまめにしているこのブログでもよければ、次のようにしてみてください。
- “Add”というリンクをクリックします。フィードを登録するためのダイアログが表示されます。
- Feed URLに“http://walrus.vox.com/library/posts/atom.xml”を入力して、“next”をクリックします。
- “Walrus, Voxing.”というフィードが見つかります。右側の“Add”をクリックします。
これでフィードの登録ができました。左側のフィードリストに、“Walrus, Voxing.”が表示されたはずです。
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サーバと一緒にインストールされるのがクローラ。しかしクローラの方は、自動的に起動されたりはしていません。このため、フィードを登録した後、いくら待っても未読記事は0件のままです。フィードの登録ができたら、クローラを起動してみましょう。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]-[Fastladder]-[Start Crawler]を開きます。
- コマンドプロンプトのような画面が現れ、“C:\Program Files\Fastladder>ruby-win32\bin\ruby script\crawler”と表示されます。
- そのままにしておくと、“fetch http://walrus.vox.com/library/posts/atom.xml”と表示されます。
- そのままにしておくと、“success: 10 new items, 0 updated items”のような表示が出ます。
- その後“sleep: 0s”からsleepが続きます。
4番目のステップまで来た時点で、フィードの取得が終わっています。クローラは全てのフィードを取得し終えて、新しいフィードが追加されるか、取得から30分たったフィードが現れるまで、待機に入っています。この時点で、Readerの“Reload”というリンクをクリックしてみましょう。Walrus, Voxing.の未読件数が更新されたはずです。
ここまできたら、クローラは止めてしまいましょう。[ctrl]+[c]を入力すると、「バッチジョブを終了しますか」と聞かれます。yを入力すると、クローラは止まります。
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これを書いている時点で、Fastladderのインストーラは0.0.2版ですが、この版にはクローラを動かし続けると消費メモリが次第に増えていってしまうバグがあります。このため、上ではクローラを止めました。当面は、クローラを時々動かしては、作業が済んだら止めてしまうか、クロールにかかる時間が短いと思えればReaderを開いた時に毎回起動してあげればよいでしょう。
Fastladderはlivedoor Readerそのままの操作感で、とても軽快にフィードを読み進められます。livedoorのアカウントなども不要なので、気軽に試してみてください。
Windows上でSubversionを、Windows用のバイナリをインストールして使っています。
このバイナリでインストールされたsvnコマンド、メッセージはシフトJISの日本語で表示されます。ヘルプなどを読むときにはすごく嬉しいのですが、管理対象にしているファイル群がUTF-8で、diffを取った時に「リビジョン:○○」という表示はシフトJISで、差分内の日本語はUTF-8で出力されて、辛いことになったので、メッセージは英語表示で使いたいと思いました。
Localized messages : Subversion uses gettext() to display translated error, informational, and help messages, based on current locale settings.
Subversionプロジェクトのトップページ
ということなので、LANGとかLC_LANGとか何か見るのかもしれませんが、現在のところそんな環境変数をWindowsで設定してません。原始的に、言語ファイルをなくしてしまおうと思いつきました。以下のディレクトリ...
<Subversionインストールディレクトリ>/share/local/ja
...を、「ja.bak」などとリネーム。次のように日本語でメッセージを表示していたのが...
C:\>svn
使用方法を知りたいときは 'svn help' と打ってください。
次のように英語になりました。
C:\>svn
Type 'svn help' for usage.
もちろん、問題だったsvn diffも同様。リビジョン標記が「revision 6」などと、英語になっています。
明らかにバッド・ノウハウ方向だけど、ひとまず解決ということで。
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以下をすればよかったようです。Windowsが何語かとか、そういったチェックをしてるのかと思ったのだけど、考えすぎでした。
C:\ set LANG=C
IPAX2007 at 東京ドームシティ・プリズムホール、会社のサブチームリーダに「今日、こんなのやってるらしいよ」とお昼休みに言われて、午後から覗いて来ました。講演やパネルディスカッションは締切とのことで展示を見ただけですが、いくつか印象に残ったものをご紹介。
■ コンテンツ管理システム「Kvasir/Sora」
Java製のコンテンツ管理システム。
面白そうな気がして、会場で(横田さん直々に)説明していただいたのだけど、僕の理解が及ばなくてうまく反応できませんでした。帰宅してからググってこの辺りを読んでみましたが、やっぱり面白そうです。
- コンテンツ管理に柔軟な拡張機構を ! Kvasir/Sora開発奮闘記
- Kvasir/Sora勉強会資料
- Webシステムや高速DB,疑似クラス生成ツールなど,未踏千葉プロジェクトが2006年度上期の成果を報告:ITpro
開発奮闘記のトップで「柔軟な拡張機能を備えたメタプラグイン機構」とうたわれているのだけど、横田さんの説明によれば
例えばblogプラグインとメールプラグインがあって、blogプラグインにメールでの通知機能がないとします。Kvasir/Soraではblogプラグインのプロセスの中に、メールプラグインを挿し込むことができるので、両者を組み合わせることでメール通知機能を備えたblogプラグインにしてやることができます。
とのこと。僕が聞いたことを勘違いして理解している可能性はあるけど。うーんと、フックが標準化されてる、といったイメージなのかな...。
また、勉強会資料によれば
- 複数のページを階層構造で管理できる。この塊をヘイムと呼ぶ。
- ページ内にはペインというレイアウト要素を配置する。
- ペイン内にはPOPという部品を配置する。1つのペイン内に複数のPOPを配置できる。
とのこと。この構成はスマートな気がします。
あと余談だけど、横田さんに「お名前に見覚えがあるのですけど、Wikiと作られてません?」と聞かれたのがびっくりしました。WalWikiとか作ってました。恐縮です。
■ 気持ちをタイムラインで振り返る「ふんいきロギング -あの日のときあの感じ-」
アバターで表現する「気持ちタグ」と、自分の写真、ブログをまとめて振り返れる「TIMEZOOM」をもつソーシャルブックマーク。
ソーシャルブックマークというのは正確なのかな?もしかすると気持ちタギングシステムというほうが良いかもしれない。
こんな風に、気持ちタギングします。
- 自分のdel.icio.usやはてブのブックマーク、flickrの写真などが、自動的に「ふんいきロギング」にもとりこまれる。
- 取り込まれたブックマークや写真に「どう思ったか」をタグ付けできる。
- タグは「きれい」などのテキストでつける「気持ちタグ」と、髪型、表情、手の動き、足の動きを選んで指定する「アバター」の二つ。
さらに「ふんいきロギング」に登録されているコンテンツを、タイムラインでまとめて見られる「TIMEZONE」という画面があります。写真の通り、del.icio.usやはてブ、flickrなどがまとめて表示されて、それぞれのアイテムには、タギングした気持ちタグやアバターが表示されます。
これで、「気持ちもしまっておける」「だから見るのが楽しい」「だからもっと振り返るようになる」というストーリー。
公式サイトなどはなくて、雰囲気ロギングも
その第一歩として,リリースしないといけないわけですが,なかなか難しい.
wintermelonizm » 認定いただきました
ということで公開されていないのだけど、なぜかTracで構築されたリポジトリは丸ごと見られます。ipa_reportディレクトリ内のファイルを読むと、どんなものかとか分かるし、いろいろ狙いどころとか用途とか考えてることもわかって、また実物を見に行くのが楽しくなるんじゃないかと。
個人的には、アバターが「検索に役立たないタギング」なところが面白いです。なにせ4項目5種類の選択、600種類強のあばたから毎回適当に選ぶので、検索時にどれかを指定してもあまりあてにならない。それよりも、アバターをURLでイメージとして指定できる仕組みを作って...という話は、多分会場でご本人にしているはずなので割愛。
■ Webの旅も道連れのブラウジング・コミュニケータ「Antwave」
他の人がよく辿っているWebブラウジングの道筋や、その人の今の居場所が分かるWebブラウザ。
Antwave利用者同士が、Webブラウジングしながら「誰が今どこを見ている」「どこからどこへ移動した」といった情報をP2Pで共有。Antwaveがこれを「エクストラリンク画面」で、各サイトとそこを今見ている人を表示、また移動経路を太さを変えて表示します。
経路で見えてくるのは「次に皆が見ているところ」と、その裏返しで「ほとんどみんな見ていないけど、実は関係があるかも入れないところ」。皆が移動していくところに流れていく「人ごみに身を任せ」のようなサーフィンや、ごく一部の人だけが移動していくところに踏み込んでみる「けもの道に分け入る」様なサーフィンができます。
さらに気になる歩き方をしている人にメッセージを送ることで「声をかけ」て、利用者間でブラウザを共有して「相乗り」状態でブラウジングできるのがもう一つの面白い特徴。相方が操作するに任せてブラウザを眺めていたり、チャットで次にどこに行くか話しながら進んでいったり、ここが「ブラウジング・コミュニケータ」ですね。
2005年のプロコンを経て、5月のIPAでの説明会でも詳細が説明されるなど、いくつか記事を見つけられたのでリンクしておきます。
- BCNランキング :: 特集 :: <ルポ>ソフトウェアの甲子園、「プロコン」をめぐる高専の熱い戦い
- IPA、未踏ソフト事業で「スーパークリエータ」15名認定 - Internet WATCH
- IPAスーパークリエータに15人認定、うち2人がじっくり説明 - @IT
ちょっと気になったのは、ここがゴールになってしまいそうな雰囲気。「完成度が高い」「よくまとまっている/固まっている」ということの裏返しなのだけど、ここからの発展の方向性などを、あまり感じ取ることができませんした。個々の機能も、Antwave全体も、いろんな用途やビジネスを考えてみたいものがあるのだけど。
■ サイト上に書込み、付箋、それを共有「Nayuta」
サイト上に書込み、付箋などをつけられ、それを共有できるブックマークシステム。
開発した株式会社ぽんぽこでは「ソーシャルガイドサービス」と名づけていますが、SBS+ソーシャルラインマーキング+ラインじゃなく線を引いて囲んだりWemaっぽい付箋をつけたり、という感じ...で、感じが伝わればいいのですけど。
印象的だったのは、「囲めばその部分のスクリーンショットがブックマークになる」「範囲指定したテキストをそれにくっつけられる」といったインターフェースのよさ。これでブックマークのデータやフィード出力がよければ、PCでのブックマークには凄く便利そうです。
それから、書込みが他の利用者のブラウザにどんどん表示されること。「ソーシャルガイド」としても役立つけど、画面共有でパワーポイントを使っているときみたいな使い方もできそうだと思います。用途が確立してくれば、企業内設置の需要なども出てきそうで、なんとなく一番ビジネスの匂いがしたりして。
さて、このNayutaだけはペーパなども配っていなかったし、Web上にもコンテンツなど見つからなくて、これ以上突っ込めないところです。使える日を楽しみに、なのかな...。
■ そんな感じで
そんな感じで、IPAX2007の展示では、面白いものに出会えました。
会期は明日までなので、時間を作れる方は覗いてみても損はないかと。行くときは招待券を印刷して、必要事項を記入するか名刺を2枚持って。
あと、Kvasir/Soraで思ったのだけど、予習は大事。いきなり行っても楽しめるのですが、興味を持った出展者については予習して行くと吉だと思います。
Unix版Oracleにはoerrというコマンドがあります。例えばOracleの「ora-1001」なんてメッセージが表示されたときに、次のように人間にも理解できそうな(エラーリファレンスに載っている)メッセージに変換してくれるコマンドです。
$ oerr ora 1001 ora-1101: 作成中のデータベースは別のインスタンスによってマウントされています。
Windowsにはoerrコマンドがないのでエラーが起きたときにいつもおたおたするのですが、Oracle9iでは簡単なoerrコマンドを自作できました。
以下の2ファイルを、 ${ORACLE_HOME}/bin に置きます。置いたら、コマンドラインで上記のように、「oerr ora 1001」などとして、使えることを確認してください。
【ファイル名:oerr.tcl】 puts "[msgtxt rdbms [lindex $argv 0] [lindex $argv 1]]"
【ファイル名:oerr.bat】 @rem = '--*-oratclsh as Tcl-*-- @echo off oratclsh %ORACLE_HOME%bin\oerr.tcl %1 %2
以下余談。
この方法は「Windows oerr for Oracle」で知りました。このページによれば、次のような背景になります。
- Windows版Oracleには可読なメッセージファイル(*.msg)は同梱されていない。
- Windows版Oracleにもバイナリ化されたメッセージファイル(*.msb)は同梱されている。
- Oracle 9iには同梱されているoratclshには、可読な形でメッセージを取り出すmsgtxtというコマンドがある(10gでは実行できないか、単に同梱されていないようだ)。
上記のバッチファイルおよびtclファイルは、これを実行するだけです。OraTclについては、Oracle Intelligent Agent User's Guide - Job and Event Scriptsを参考にしました。msgtxtコマンドについても、記法、パラメータなども含めて、同ページに記述があります。
Thunderbird 1.5でメールの返信をすると、デフォルトではもとのメールの先頭に次のような一文がつきます。
塚本 牧生 wrote:
ビジネスメールではあまりに軽い感があって、いつか変えようと思っていたのですが、ようやく以下のように変更しました。
-------- Original Message -------- From: 塚本 牧生 Date: 2007/02/26 23:00
Thunderbird Help: 便利な使い方の「返信ヘッダを変更する」にしたがって、プロファイルフォルダに以下の内容でuser.jsファイルを作成。
user_pref("mailnews.reply_header_type", 3);user_pref("mailnews.reply_header_authorwrote", "-------- Original Message --------\nFrom: %s"); user_pref("mailnews.reply_header_ondate", "Date: %s"); user_pref("mailnews.reply_header_separator", "\n"); user_pref("mailnews.reply_header_colon", "\n");
保存時の文字コードはUTF-8。上の例では日本語が含まれていないのですが、日本語が含まれている時に文字コードをシフトJISで保存した時は、日本語部分が抜け落ちてしまいました。
しかしこのタイミングでの変更というのも微妙。Thunderbird 2.0が3月中旬にはリリースされるらしいのです。
皆様からご好評をいただいているメールクライアント製品の最新版「Thunderbird 2」が、来る 3 月中旬にリリースされます。 Mozilla Japan では、これに先駆けて、記念講演を企画させていただきました。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
イベント情報 - Thunderbird 2 記念講演
1月にはThunderbird 2 Beta 2がリリースされていて、タイミングからすればこれがほぼ正式版と同じなのでしょうね。メッセージのタグ付けができるなど書かれている機能は楽しみなのだけど、細かいなりにフォーラムなどをにぎわせ続けてきた返信や転送のヘッダといったあたりはどうなるのかな。